自分の力でもできるシミ治療最前線

シミ治療というと、美容整形外科などでのレーサー治療を真っ先に多いつくという人が大半ではないでしょうか。しかし、最近では本格的なレーザー治療以外にも自分でできるシミ治療も主流となってきています。自分で行うシミ治療は、美白化粧品や薬品を用いてのケアを指します。シミは強い紫外線など肌が外部からの刺激によってメラニン色素を大量に作り出し、それがうまく排出されないことで沈着してしまって起こる肌トラブルです。

レーザー治療ではレーザーの力でシミのメラニンを一気に焼き切るような形で治療を行いますが、化粧品や薬品でのケアの場合、数十日間という長い期間をかけて少しずつメラニンを薄くし、シミを目立たなくさせるという方法で治療します。用いるのは一般的なドラッグストアなどで販売されている美白化粧品や薬品ですが、必ずメラニンを排出させる作用のあるタイプの成分を含む製品を使用します。美白成分にはメラニンが生成されるのを抑制するタイプのものと、すでにできたメラニンを排出させるタイプのものとがあります。すでに肌にできてしまったシミを治療するには後者のタイプが有効となります。

化粧品成分ではビタミンC誘導体などが代表的で、薬品成分としてはハイドロキノンなどがあります。ビタミンC誘導体は多くの美白化粧品に配合されている美白成分で、肌への刺激が少なく毎日安心して使える成分です。ゆっくりと肌の深層部に働きかけますので、効果が現れるまでには時間はかかりますが毎日使用することで少しずつ改善が期待できます。ハイドロキノンは非常に強い美白作用が期待できる薬品成分で、最近は低濃度のものであればドラッグストアでも手に入るようになりました。

シミの改善効果は高いですが、肌への刺激性がやや強いですので、肌との相性を確かめながら使用しましょう。

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